【小説】「第六大陸 1」 小川一水
ちょい前に読み終わったやつ。
神保町古本祭で売ってたやつ。
古本じゃなくてサイン入りの新品を買ってきました。
近未来技術SFの1巻目。(全2巻)
いやー、面白かった面白かった。
冒頭の引き込みからしてズルい。設定披露タイムなのだが深海基地とかズルいじゃんワクワクするじゃん!
……とワクワクさせておきながら、月に基地をおっ立てると心臓に興奮の燃料をわしわしと追加してくる。
かわいいけどどこか空虚なヒロインと、技術を追い求める青年たちと、そんでもって対向してくるNASA、という引きで1巻は終了。濃密な1巻だった。
中国とかも並行して宇宙開発技術を進めてる近未来において、日本のそれも民間分野でNASAと殴り合えるってのはちょっと盛りすぎなのかなと思わんでもないがとりあえず2巻も楽しみに読みます。2巻の方はkindleで読みます。